アーユルヴェーダと新しい親子関係 その3 —子どもの幸せ

designed by Kanako Yano


アーユルヴェーダと新しい親子関係の講座のルーツとなっているわたしの経験は

チャイルドラインという活動だ。

イギリス発祥のこの団体は18歳までのこどもの声をきくことを目的とした団体で

当時は大人の受け手だけでなく、子どもも研修を経て受け手になることができた。

わたしはまだ大学生という子どもだったけれど

この活動から学んだことが多い。

友だち同士では決して話さない

苦しみの声のありかや、子どもである、ということについて

多くを学んだ。


自分が出産をした時に

「子どもはお母さんのことを幸せにしたくて生まれてくる」という言葉を聞いてびっくりした。

でもよく考えてみると私もそうだったと思う。

お母さんが笑っていると嬉しかったな、と思う。


アーユルヴェーダと新しい親子関係の講座の3回目が昨日スタートした。

これまでのべ 30名ほどのお母さんたちと出会う中で

自然医療であるアーユルヴェーダの視点、

ローカ・プルシャ・サーミヤ(Loka-Purusha Samya)”宇宙の中に存在するものは 人外の中にも存在する

というコンセプトが 沁み沁みします。

善悪 や 可否 というよな二項から かろやかに離れていくインド哲学の生命観や

風や火や水の要素を用いて私たちの偏りを示してくれるアーユルヴェーダのドーシャ理論。

どれもこれも人間をまるごと認めてくれている、そのことが

どれだけ生命を元気付けてくれることか。


小さな生命と向き合い、無我夢中で、必死で生きる現代の私たちの日常と

アーユルヴェーダがもたらしてくれる大らかさは

あまりにも相性がいいと毎回感じます。

優しく、ありのままを認める眼差し。そしてキッチンやバスルームで

大人にも子どもにもできるさまざまなケア。

世の中のお母さんたちが皆、安心して生命と向き合えますように。

全ての子どもが愛を感じていきていけますように。

親子関係が多くの人にとって、笑いあり、涙あり、学びあり、どうぞ森羅万象のごとく

豊かで幸せなものでありますように。